公開:2026.11.02

個人型確定拠出年金(iDeCo)<ライフプランニング・リタイアメントプランニング>

CFP®資格審査試験の過去問題に登場した重要ワードをピックアップして解説します。
今月は「ライフプランニング・リタイアメントプランニング」分野から、「個人型確定拠出年金(iDeCo)」を取り上げます。

個人型確定拠出年金(iDeCo)

個人型確定拠出年金(iDeCo)とは、公的年金(国民年金、厚生年金)の上乗せとして自助努力での老後の資産づくりを目的とした私的年金制度で、2001年13年10月に施行され、翌年1月から事業開始されました。事業開始以来、利便性の改善が図られ加入者は増加傾向にあります(2026年7月時点の加入者は403.7万人)。加入者自身が掛金を毎月拠出した上で、預金や投資信託などの金融商品を選んで運用し、原則60歳以降掛金の合計と運用損益を一時金または年金として受給する仕組みです。

iDeCoのメリットとして挙げられるのが税制上の優遇措置です。毎月の掛金は全額所得控除(小規模企業共済等掛金控除)の対象となり、受給時についても、一時金受け取りの場合は退職所得控除、年金での受け取りについては公的年金等控除の対象となります。また運用益についても原則非課税となります。

一方、運用成果によって受取額が掛金合計額を下回る可能性があること、一定年齢まで受け取りができない(途中解約ができない)こと等の注意点もあります。

なお、2026年12月に拠出限度額の引き上げ(図表参照)と、一定の要件を満たす人の加入可能年齢の上限の引き上げ(65歳→70歳 図表の第5号加入者として加入)という制度改正が予定されています。

図表■iDeCoの改正内容

出所:和田 雅彦氏作成

解説:和田 雅彦氏(CFP®認定者・社会保険労務士)

本記事は執筆時点の情報に基づいており、最新の情報と異なる場合があります。

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