FPトレンドウォッチ
2026.09.29
親の老後破綻を防ぐために子ども世代がとるべき対策とは
Share
公開:2026.09.28
定年後に貯金が底をつくなどして経済的に困窮・破綻することを「老後破綻」といいます。
老後破綻の多くは、日々の習慣の積み重ねによって起こります。現役時代はむしろ経済的に余裕があったという世帯でも、老後に困窮することはあり得るのです。親世代に次のような習慣や行動が見られたら、注意が必要です。
収支や資産残高、住宅ローンなどの負債の状況を正確に把握しないまま過ごしていると、想定以上のペースで貯蓄を取り崩してしまい、困窮するおそれがあります。
現役時代と同じ感覚で外食や買い物を続けていると、収入が減った分だけ毎月の赤字が膨らみ、貯蓄を急速に取り崩すことになります。
退職後は自由な時間が増え、趣味や旅行などの支出が膨らみがちです。「ご褒美消費」が日常的になると、いつのまにか年間で数十万~百万円超の出費につながることもあります。
住宅の頭金や孫の教育費など、子ども世代への援助が長期化すると、老後資金は大きく目減りします。
物価の上昇を背景に、老後資金を少しでも増やしたいという焦りから、リスクの高い金融商品に手を出してしまうケースがあります。元本を大きく減らすことになれば、生活が立ち行かなくなることもあるでしょう。
民法第877条では、親子や兄弟姉妹などが互いに扶養する義務を定めています。そのため、親が老後破綻に陥り、子ども世代が仕送りや同居を迫られるケースは少なくありません。
厚生労働省の調査によると、生活保護受給世帯の約55%が高齢者世帯と大きな割合を占めています。
生活保護の申請時には、子ども世代への扶養照会(援助の可否を確認する手続き)が行われることもあります。親の経済状況は、子ども世代の家計にも影響を及ぼすことがあるのです。
あわせて読みたい
24時間中にアクセスが多かった記事です。
1週間中にアクセスが多かった記事です
先週1週間中にいいね数が多かった記事です
1週間中にコメント数が多かった記事です
FPトレンドウォッチ
2026.09.25
マンション購入で知っておきたい「所有権」と「借地権」
FP・専門家に聞く
2025.11.28
【家計管理】iDeCoは老後だけじゃない⁈ 教育費準備に向けた活用術(前野彩氏)
FP・専門家に聞く
2026.06.23
【資産形成】住宅ローンの「50年ローン」は是か非か(平井美穂氏)
FPトレンドウォッチ
2026.09.28
あなたの親は大丈夫? 親の老後破綻を引き起こす5つの習慣
FPトレンドウォッチ
2026.09.29
親の老後破綻を防ぐために子ども世代がとるべき対策とは