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【2026年3月期限】教育資金一括贈与の非課税制度の対象や注意点は?
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公開:2025.12.08
更新:2025.12.17
家族が集まりやすい年末年始は、親の老後や終活、相続といったテーマについて話し合う絶好のタイミングです。
家族会議には、親が元気なうちに終末期や相続についての意思を明確にするという目的があります。親本人の意思が不明確なままだと、病気で回復が見込めない場合の延命治療や療養場所について、家族が意思決定を迫られることになります。
また、家族会議は親の判断能力低下に備え、法的な対策をスムーズに進めるためにも重要な役割を果たします。認知症などで判断能力が衰える前に、誰に財産管理や医療・介護の手続きを任せるかなどの具体的な内容を話し合っておくと、後のリスク回避につながります。
| 確認・共有すべき事項 | 目的 | |
|---|---|---|
| 1.意思決定の準備 | 延命治療の希望、療養場所の希望 | 親の「意思」と「生き方」を尊重し、後の家族の精神的負担を軽減する |
| 意思決定の委任(代理意思決定者の指名) | 本人の意思が伝えられないときに備え、「もしも」の決定プロセスを明確にする | |
| 2.資産・管理体制 | 親の主要な資産の概算と保管場所 | 情報格差を解消し、将来の親族間のトラブルを未然に防ぐ |
| 財産管理の対策(任意後見制度等) | 親の判断能力低下(認知症等)による財産凍結を防ぎ、生活・介護費用の確保を確実にする | |
| 3.終末期の希望 | 葬儀やお墓の意向 | 家族にとって急な負担となりやすい葬儀について、規模や方法、埋葬方法に関する親の希望を把握し準備する |
| 老後の具体的な暮らしの希望 | 趣味や社会参加、住み慣れた家での生活継続の希望など、金銭以外のQOL(生活の質)に関する希望を共有する | |
| 4.サポート体制 | 介護・生活サポートの役割分担 | 家族間の労務的な負担の偏りを防ぎ、家族全体で親のサポートに取り組む体制を築く |
| 連絡窓口の確認 | 医療機関や行政の窓口を確認し、各所との情報伝達を円滑にする |
家族会議では、以下の3つの点を優先的に話し合っておくとよいでしょう。
延命治療や療養場所の希望を明確にするとともに、本人が自分の意思が伝えられなくなった際の代理意思決定者も決めておきましょう。
親の主要な資産の概算と保管場所を明らかにし、必要に応じて任意後見制度や民事信託といった生前対策を検討します。親の資金管理や各種手続きを、誰が中心となって行うかも決めておきましょう。
通院の付き添いや行政手続きなど、誰が何のサポートを担うかを、仕事の状況などを考慮して話し合っておきます。
親の介護や生活のサポートには金銭面、体力面などで多くの負担が伴います。行政の支援や介護サービスなどを活用し、その負担が特定の家族に偏ることがないようにしましょう。
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