CFP®試験1ワード解説
2026.06.01
ESR(経済価値ベースのソルベンシー比率)<リスクと保険>
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公開:2025.11.20
更新:2026.03.04
CFP®資格審査試験の過去問題に登場した重要ワードをピックアップして解説します。
今月は「ライフプランニング・リタイアメントプランニング」分野から、「在職老齢年金制度」を取り上げます。
在職老齢年金制度とは、高齢者が働きながら年金を受け取る際に賃金(総報酬月額相当額)※1と年金月額の合計額が一定額を超えると年金の全部または一部が支給停止される仕組みをいう。
支給停止(支給される年金額の調整)の仕組みは、「賃金(総報酬月額相当額)と年金月額の合計が一定額(支給停止調整額)を超えた場合、超えた額の2分の1が支給停止」となっている。この支給停止調整額については、名目賃金変動率に応じ毎年改定されており、2025(令和7)年度は51万円となっている。尚、支給停止の対象となる年金は老齢厚生年金のみであり、老齢基礎年金および経過的加算額は対象とならない。また障害年金や遺族年金も対象とならない。
仮に賃金(総報酬月額相当額)が40万円、年金月額が15万円とすると、(40万円+15万円-51万円)÷2=2万円が支給停止されることになる。
※1 総報酬月額相当額には、その月の月額賃金(標準報酬月額)に加え、その月以前1年間に受け取った賞与の合計の12分の1を加えて算出されることに注意が必要。
この在職老齢年金制度であるが、2026(令和8)年4月に支給停止調整額が62万円ヘ大幅に引き上げられることとなった。
解説:和田 雅彦氏(CFP®認定者・社会保険労務士)
本記事は執筆時点の情報に基づいており、最新の情報と異なる場合があります。
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