CFP®試験1ワード解説
2026.04.01
賃貸住宅(賃貸用マンション)の修繕費<不動産運用設計>
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公開:2026.03.02
更新:2026.03.03
CFP®資格審査試験の過去問題に登場した重要ワードをピックアップして解説します。
今月は「金融資産運用設計」分野から、「資産運用におけるリスク」を取り上げます。
資産運用におけるリスクとは、不確実性のことを意味し、代表的なものに次の表のリスクが挙げられる。
| リスクの種類 | 内容 |
|---|---|
| 価格変動リスク | 経済情勢・企業業績・金利動向等により、株式や債券、投資信託等の金融商品の価格に影響するリスク |
| 為替変動リスク | 外貨建ての株式や債券等に投資する場合に、為替レートの変動により、円換算の資産価値に影響するリスク |
| 金利変動リスク | 金利の変動により、主に債券の価格に影響するリスク。金利上昇は債券価格の下落要因に、金利低下は債券価格の上昇要因となる |
| 流動性リスク | 金融商品を売買する際の市場規模や取引量により、売買取引が容易に成立せず資金調達に影響する換金性リスク |
| 信用リスク | 株式や債券の発行体の財務状況により、利払いや元本の返済が滞ったり、停止されたりするリスク。デフォルトリスクともいう |
| カントリーリスク | 投資対象とする国や地域の政治情勢・経済情勢により、市場への規制や金融商品の価格に影響するリスク |
ポートフォリオのリスクを表すには、多くの場合、収益率(リターン)に対する標準偏差が用いられる。標準偏差は、平均値からの散らばり具合を表す数値で、数値が小さいほど散らばりが小さく、数値が大きいほど散らばりが大きいことを意味する。
例えば、複数のポートフォリオを比較する場合に、どのポートフォリオも同じ収益率(リターン)であるとする。そのときに月次収益率(月ごとの収益率)に対する標準偏差を求めると、標準偏差の値が小さいポートフォリオは安定的に毎月平均収益率に近いリターンを得られているのに対して、標準偏差の値が大きいポートフォリオは月によって平均収益率からの振れ幅が大きいことを意味する。
すなわち、ポートフォリオのリスクは、同じ収益率(リターン)であれば、標準偏差の値が小さいほうがリスクは低く、標準偏差の値が大きいほうがリスクは高いと考えられる。
解説:松田 奈己氏(CFP®認定者・日本証券アナリスト協会 認定アナリスト(CMA))
本記事は執筆時点の情報に基づいており、最新の情報と異なる場合があります。
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