FPトレンドウォッチ
2026.10.23
モヤモヤを防ぐ!割り勘の時のポイントは誰のもの?
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公開:2026.04.10
更新:2026.04.15
株式投資の判断材料として用いられるPBR(株価純資産倍率)は、Price Book-value Ratioの略称で、現在の株価が企業の純資産に対してどの程度の水準にあるかを測る指標です。
計算式純資産とは企業の資産から負債を差し引いたもので、仮に企業が解散した場合、株主に分配される理論上の価値を表すため「解散価値」とも呼ばれます。
株価評価の指標にはPER(株価収益率)もあり、こちらは企業の利益水準との比較で株価を評価します。
PBRは業種によって標準的な数値が大きく異なります。設備投資が多く純資産が大きい企業では低くなりがちで、設備投資が不要な企業では高くなる傾向があります。そのため、PBRを比較する際は同業他社や業界平均との比較が有効です。
| A社 | B社 | C社 |
|---|---|---|
| 株価:15,000円 1株あたり純資産:25,000円 PBR:0.60倍 | 株価:15,000円 1株あたり純資産:15,000円 PBR:1.00倍 | 株価:30,000円 1株あたり純資産:10,000円 PBR:3.00倍 |
| 株価が割安 | 株価が本来の企業価値と同じ水準 | 株価が割高 |
PBR1倍という水準は、企業の時価総額と解散価値が等しい状態を指す理論上の境界線です。本来、企業は将来の利益創出を前提に活動するため、PBRは1倍を上回るのが正常な状態です。しかし、1倍を割り込んでいると、市場評価や投資家の期待が低く、「資本コストを上回る利益を将来的に生み出せない」と見なされている状況と言えます。
このように、PBR1倍割れは単に「株価が安い」という投資のチャンスを示すものではなく、企業が経営の効率性や資本の活用方法に課題を抱えている可能性を示しています。
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