公開:2026.04.03

早いうちから確認を!「ねんきん定期便」でチェックすべきポイント

ねんきん定期便は、はがきと封書の2種類

ねんきん定期便は、毎年誕生月に公的年金の加入状況や将来の年金見込額を知らせるために届く書類です。現役世代は「老後はまだ先のこと」ととらえがちですが、働き方や保険料の納付状況がそのまま年金に反映されるため、早いうちからの確認が重要です。

通常、はがきで届きますが、35歳・45歳・59歳のときには封書が送付されます。はがきと同じ内容に加え、これまでの年金加入履歴や全期間の月別状況など、今までの年金記録がより詳しく記載されています。

また、封書には「年金加入記録回答票」も同封されます。年金加入記録に漏れや誤りがあった場合は、追加・修正すべき内容を回答票に記入し、日本年金機構に確認を依頼しましょう。

ねんきん定期便の要チェックポイント

ねんきん定期便のはがきは、50歳未満と50歳以上で様式が少し異なります。

図 ねんきん定期便の様式サンプル(50歳未満の場合)

出所:日本年金機構「「ねんきん定期便」の様式(サンプル)と見方ガイド(令和7年度送付分)」を基に日本FP協会作成

50歳未満では、まず「最近の月別状況(赤枠①)」を確認しましょう。国民年金は未納や未加入がないか、厚生年金は保険料が正しいか、賞与が含まれているかどうかがポイントです。

次に「これまでの年金加入期間(赤枠②)」に漏れがないかを確認します。転職や独立を経験した人は特に注意が必要です。

「これまでの加入実績に応じた年金額(赤枠③)」は、これまでに納付した保険料を基に算出された年金額です。60歳まで保険料を納めた場合の金額ではありません。今後も加入を続ければ、将来の受給額は増えていきます。

一方、50歳以上では、同じ条件で60歳まで加入した場合に、65歳から受け取れる年金見込額が示されます。受給開始年齢を70歳・75歳まで遅らせた場合の年金見込額も把握できるため、将来像をより具体的にイメージできるでしょう。

また、将来受給可能な年金額を試算できる「公的年金シミュレーター」も試してみましょう。ねんきん定期便に記載された二次元コードをスマートフォンなどで読み取ると、将来の予想受給額をグラフなどで確認することができます。

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