公開:2025.12.22

【12/31厳守!】「ふるさと納税」駆け込みで失敗しないための最終チェック

ふるさと納税の締め切りとは?

ふるさと納税は、原則として1月1日から12月31日までの寄付額がその年の控除対象です。寄付自体は1年中申し込めますが、その年の末日までに入金が完了しないと翌年分として扱われます。

年末は駆け込みでふるさと納税に申し込む人が増加する傾向にあります。システムトラブルなどが発生する恐れもあるため、余裕をもって手続きを済ませておくのがおすすめです。

さらに、ワンストップ特例制度を利用する場合は、翌年1月10日必着で申請書を自治体に提出しなくてはなりません。自治体によっては、オンライン申請に対応していることもあります。申請期限に間に合わなかった場合、寄付金控除を受けるには確定申告をする必要があるので注意しましょう。

図 ふるさと納税の寄付と税額控除の時期

出所:国税庁Webサイトなどを基に日本FP協会作成

駆け込みのふるさと納税で起こりがちな失敗

年末に駆け込みでふるさと納税に申し込もうとすると、申込期限に間に合わない可能性があるほか「希望の返礼品が在庫切れだった」「寄付金控除の上限額を超えてしまった」といったトラブルも起こりやすくなります。例えば人気の高い返礼品の場合、あらかじめ申し込み時期が決まっていたり、1年の早いうちに申し込みが締め切られたりすることがあります。

会社員の方は、ワンストップ特例制度の申請期限にも気を配る必要があります。ワンストップ特例制度の申請期限は翌年1月上旬と、確定申告の時期よりも早めに締め切られます。また、医療費控除を申請する予定がある場合や、6自治体を超えるふるさと納税を申し込んだ場合、ワンストップ特例の適用対象外となり、控除を受けるには全ての寄付について確定申告が必要になるので注意しましょう。

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