公開:2026.02.10

新生活に向けてチェックしたい 引っ越しに関する手続きリスト(下)

引っ越しにかかる初期費用

前回は引っ越しに向けたスケジュールと必要な手続きについて説明しました。今回は引っ越しにかかる初期費用と、費用を抑えるための工夫について解説します。

引っ越した先で一人暮らしを始める場合の初期費用は、大きく分けると「賃貸契約費用」「引っ越し費用」「家具・家電購入費用」の3つです。

賃貸契約費用は家賃の4〜6カ月分が目安とされていますが、家賃が高いほど初期費用も高くなると言われています。一般的な内訳と相場は以下のとおりです。

図表 賃貸契約時にかかる主な費用

項目内容相場
敷金退去時の原状回復費用として預けるお金家賃の0~2カ月分
礼金大家さんへのお礼として支払うお金家賃の0~2カ月分
前家賃入居月の翌月分の家賃家賃の1カ月分
仲介手数料不動産の仲介業者へ支払う手数料家賃の0.5~1カ月分
保証料連帯保証人の代わりとなる保証会社の利用料家賃の0.5~1カ月分
火災保険料賃貸住宅向けの火災保険の保険料2~3万円前後
鍵交換費用防犯のための鍵交換代1〜3万円程度
出所:各不動産会社のホームページを基に日本FP協会作成

引っ越し費用は、荷物の量や移動距離、時期によって大きく変動しますが、一人暮らしの場合は5万円~10万円程度が一般的とされています。

また、家具・家電の購入費用も必要です。最低限必要な冷蔵庫、洗濯機、電子レンジ、寝具などを新品でそろえると、10万円〜20万円程度かかることもあります。

初期費用を抑えるための工夫

新生活の初期費用は、工夫次第で大幅に抑えられる可能性があります。

賃貸契約

  • 敷金・礼金がゼロの物件を選ぶ
  • 一定期間家賃が無料になるフリーレント物件を検討する
  • 仲介手数料の安い不動産会社を選ぶ

引っ越し費用

  • 可能であれば繁忙期の引っ越しを避ける(3~4月、9月など)
  • 複数の業者から見積もりを取って比較する
  • 引っ越し業者の作業開始時間を指定しないフリー便を利用する
  • 近距離の引っ越しや荷物が少ない場合は、自分でレンタカーを借りて運ぶ
  • 段ボールに入る荷物であれば、新居に宅配便で送ることも考える

家具・家電購入費用

  • リサイクルショップで中古品を購入する
  • 必要最低限のものからそろえ、段階的に買い足す

計画的な準備と工夫で、充実した新生活をスタートさせましょう。

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