FPトレンドウォッチ
2026.02.05
副業解禁と物価高が追い風に 急成長する「スキマバイト」とは?
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公開:2026.02.05
スキマバイト(スポットワーク)とは、数時間や1日単位で雇用主と直接雇用関係を結ぶ働き方を指します。こうした求人は専用アプリやWeb上の求人サービスなどで募集されることが多く、履歴書や面接なしで採用されることも珍しくありません。働く側にとっては、「働きたいときだけ働ける」という自由度の高さが特徴です。
近年スキマバイトで働く人が増えた背景には、民間企業で副業を解禁する動きが強まっていることや、長びく物価高から生活費を補完したい人が増えていることが挙げられます。一方、企業側にとっても必要な時間だけ人材を活用できるメリットがあるため、飲食店などのサービス業を中心に需要が高まっています。
スキマバイトは自由度が高い労働形態ゆえに、図表のようなトラブルも報告されています。さらに、報酬の高さを強調しながら違法行為に関与させる、いわゆる「闇バイト」への誘導も確認されています。
スキマバイトで働く際には、まず労働条件通知書の内容確認を徹底することが重要です。スキマバイトであっても、労働基準法により、雇用主は労働条件通知書を交付する必要があります。未交付の場合、必ず雇用主や仲介業者に提示を求めましょう。
また、SNS上の求人情報に応募するのは特にリスクが高いため、補償制度が整備された大手仲介サービスを利用すると安心につながります。
スキマバイトは自由に働ける分、自分の身は自分で守る意識を持つ必要があります。契約や労働に関するトラブルを解決できない場合は、各都道府県の労働局や弁護士などの専門家に相談するのも選択肢です。
| 主なトラブル | 対処法 |
|---|---|
| 募集内容と実際の作業内容が異なる | 労働条件通知書の内容を確認する 雇用主や仲介業者に説明を求める |
| 給与の支払いが遅れる | 即日に支払われない場合は仲介業者、労働条件通知書に記載された所定日に支払われない場合は雇用主に確認する |
| 労働契約成立後、雇用主の都合で仕事のキャンセルや早上がりを命じられた | 雇用主や仲介業者に休業手当の支払いを求める |
| 通勤途中または仕事中にケガをした | 労災保険給付を請求できる可能性があるため、まずは雇用主に連絡する |
| 職場でハラスメントを受けた | 仲介業者や、労働局に設置されている総合労働相談コーナーに相談する |
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