公開:2026.02.12

日々の生活にも大打撃! 急増する「ランサムウェア」での被害

ランサムウェアの被害実態

ランサムウェアとは、企業や組織のシステムに侵入してデータを暗号化・窃取し、その復旧や窃取したデータの非公開と引き換えに身代金を要求する不正プログラムのことです。警察庁が発表した「令和7年上半期におけるサイバー空間をめぐる脅威の情勢等について」によると、2025年上半期のランサムウェア被害報告件数は(警察が把握した件数として)116件と、半期としては令和4年(2022年度)下半期と並ぶ過去最多を記録しました。

2025年には大手企業がランサムウェア攻撃を受け、受注や出荷業務が停止する事態に陥りました。それに伴い、新製品の発売が延期になったり一部商品の販売が停止したりと、日常生活にも影響が及びました。

図 ランサムウェア攻撃のイメージ

出所:日本FP協会作成

個人が取り組みたいサイバー攻撃への対策

サイバー攻撃は単なるセキュリティ上の問題ではなく、日常生活にも被害をもたらす深刻な課題です。しかも、その発端が個人の端末やアカウントになるケースは少なくありません。

まずは基本的な対策として、OSやウイルス対策ソフトは脆弱性(セキュリティ上の弱点)対策のため、常に最新版に更新するようにしましょう。また、信頼できる送信元を装ったメールや、身に覚えのない送信者からのメール、不自然な日本語が使われているメールやウェブサイトなどは開かないようにしてください。公衆Wi-Fiを使う際は、通信の盗み見を防ぐため「VPN」を利用することをおすすめします。

万が一感染が疑われる場合は、感染した端末の通信を遮断するなどして、ネットワークから隔離してください。こうした個人レベルでのセキュリティ対策こそ、大規模な被害を防ぐために不可欠です。

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