公開:2026.09.09

持病や病歴があっても保険に入れる? 知っておきたい加入の選択肢

既往歴があっても通常の保険に加入できる場合がある

持病や既往歴(病歴)があると、保険加入を諦めてしまいがちです。しかし、実際には病気の内容や治療状況によって、通常の生命保険や医療保険に加入できる場合があります。

一般的に、「持病」は現在も治療や経過観察を続けている病気、「既往歴」は過去にかかった病気やケガの履歴を指します。保険会社は告知内容をもとに加入可否を審査しますが、必ずしも一律で断られるわけではありません。例えば、「部位不担保」や「保険料割増」などの条件付きで加入できるケースがあります。

部位不担保は、特定の部位や疾病に関する保障を一定期間(数年程度)対象外とする条件です。対象外の部位・疾病以外は、通常通り保障を受けられます。保険料割増は、保障内容は変わりませんが、リスクに応じて保険料が割増される条件です。通常の保険に申し込むと、審査結果で特別条件が提示される可能性があります。

引受基準緩和型/無選択型の特徴と注意点

通常の保険への加入が難しい場合は、「引受基準緩和型保険」や「無選択型保険」が選択肢です。

図表 持病・既往歴があっても加入しやすい医療保険の例

医療保険の種類告知内容保険料主な注意点
通常の医療保険(特別条件付き)通常の告知が必要標準より割増となる場合がある部位不担保や保険料割増などの条件が付く
引受基準緩和型保険告知項目が少ない通常の保険より高め給付金の削減期間が設定される場合がある
無選択型保険
告知不要通常の保険・引受基準緩和型保険より高め保障内容に制限が設けられる場合がある
出所:日本FP協会作成

引受基準緩和型保険は、通常の保険より告知項目が少ない保険です。「過去○カ月以内の入院・手術の有無」など、数項目の質問に該当しなければ加入できる場合があります。また無選択型保険は、健康状態に関する告知が不要な保険ですが、保険料の高さ、状況に応じた保障内容の制限などに注意しましょう。

持病や既往歴があっても、保険に加入する方法は複数あります。保障内容と保険料のバランスを確認しながら、無理のない範囲で検討することが大切です。

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