公開:2026.04.22

子どものケガにどう備える?知っておきたい公的支援・補償

子どものケガを補償する主な制度

子どもは成長の過程で予期せぬケガを負うことが少なくありません。学校、公園、スポーツチームなどと活動の場が広がるにつれ、そのリスクも増加します。いざというときに慌てないよう、公的支援や補償制度を整理しておきましょう。

まず、子どもの医療費については、自治体の「乳幼児・子ども医療費助成制度」が大きな支えとなります。この制度により窓口での自己負担が無料、あるいは数百円程度に抑えられている地域がほとんどです。

特定の場面でのケガには、専用の給付制度や民間保険があります。

  • 日本スポーツ振興センターの災害共済給付:学校の授業中や部活動、登下校中のケガに対し、医療費や見舞金が支払われる
  • スポーツ安全保険:クラブ活動や地域のスポーツ少年団などに加入している場合、その活動中や往復時の事故が補償対象となる
  • 各種共済(こども共済等)・民間保険:公的制度を補完する形で役立つ

このうち、個人で加入できるのは共済や民間保険です。加入可能な年齢や補償内容は商品によって異なりますので、比較検討のうえで加入しましょう。

図 災害共済給付制度を利用する際の流れ

出所:日本スポーツ振興センター「【保護者向け】学校(園)又は通学(園)中にケガをした時の手続き方法」

子どもが「加害者」になった場合に備える保険

見落としがちなのが、子どもが他人にケガをさせたり、物品を壊したりした場合への備えです。もし加害者になった場合、高額な賠償責任が生じるケースも少なくありません。

こうしたトラブルへの備えとして挙げられるのが、個人賠償責任保険です。個人賠償責任保険単体で加入することもできますが、すでに加入している自動車保険や火災保険に特約として付けられる場合もあります。また、クレジットカードや、学校・PTAを通じて加入する団体保険に付帯していることもあります。現在加入している保険の補償内容を確認してみましょう。

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