公開:2026.07.17

あなたの乗り方は大丈夫?自転車の「青切符」と「保険」の新常識

法改正で厳格化されたルールの一例

2026年4月から自転車にも交通反則通告制度、いわゆる「青切符」が導入されました。対象となるのは、16歳以上の自転車運転者です。検挙の対象となる違反には、スマートフォンを見ながらの運転、信号無視、一時不停止、右側通行などがあります。

青切符を交付された場合、原則7日以内に銀行や郵便局の窓口で反則金を仮納付します。期限内に納付すれば刑事手続に移行せず、起訴はされないため、いわゆる「前科」はつきません。納付せずに放置すると行政手続きから刑事手続きに移行されるため、刑事罰の対象となる可能性があります。

なお、自転車の交通違反の中でも特に重大なものは赤切符が交付され、事情聴取を経たうえで刑事罰が科されます。具体的な違反内容としては酒酔い・酒気帯び運転、妨害運転(あおり運転など)、などが挙げられます。

図 自転車運転時に青切符で検挙される違反例

出所:警視庁チラシ「自転車も交通反則通告制度開始第二弾」

自転車にまつわるリスクにどう備えるべきか

自転車に乗るうえでの注意点として、自転車の交通違反による罰則制度と合わせて押さえておきたいのが、自転車事故による損害賠償リスクです。自転車事故で加害者になってしまった場合、加害者側に高額な賠償命令が下された事例もあります。過去には賠償額が9,000万円を超えた事例もあるため、万一に備えて「自転車保険」「個人賠償責任保険」「TSマーク付帯保険」などの保険に加入しておくことも選択肢のひとつです。

「自転車保険」は自転車事故に特化した保険で、賠償責任補償(相手に対する補償)と自身のケガへの補償がセットになっていることが一般的です。「個人賠償責任保険」は自動車保険や火災保険の特約として付帯されることが多く、日常生活で他人に損害を与えた際の賠償責任をカバーします。「TSマーク付帯保険」は、自転車安全整備店で点検を受けた自転車に付帯される保険です。なお、TSマークには緑色、赤色、青色の3種類があり、補償内容に違いがあります。

地域によっては自転車損害賠償責任保険への加入が義務化されているため、自分や家族の契約内容を一度確認しておくことが大切です。

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