公開:2026.02.17

暮らしのトラブルで高額請求?! 「レスキュー商法」に要注意

レスキュー商法とは?

水回りの修理や鍵交換、害虫駆除などの解決に対し、高額な料金を請求する「レスキュー商法」が問題視されています。例えば「見積もり無料」「数百円から」と記載されている事業者に修理を依頼したところ、次々と追加作業を提案されて高額な料金を請求される、という手法が散見されます。

国民生活センターの発表によれば、レスキューサービスに関する相談件数は2020年頃から急増しています。

図 「暮らしのレスキューサービス」全体と、そのうち電子広告に関する相談件数の推移

出所:内閣府消費者委員会 令和7年8月4日「レスキューサービスに関する消費者問題についての意見」

中でもインターネット広告に関する相談は、増加傾向にあります。検索エンジンで上位に表示される事業者ほど安心だと錯覚しやすい上に、切迫した状況下ではよく考えずに申し込んでしまう傾向が強いと考えられます。

具体的な被害事例と被害に遭わないための対策

レスキュー商法に関する具体的な事例を紹介します。

  • 深夜にトイレが詰まり、ネット広告で「390円から」とうたう事業者に依頼したところ、追加作業を次々に提示され、30分ほどの作業で約55万円を請求された。「現金なら50万円に値引きする」と迫られ、その場で支払ってしまった。
  • 深夜に鍵を紛失し、ネット広告で見つけた事業者に依頼したところ、男性作業員が1人来訪した。「特殊な鍵だから開錠だけで8万円」と言われたので、費用について質問すると「個人情報を知っている」と脅された。その後5万円に減額されたので、怖くなってその場で支払ってしまった。

こうした被害に遭わないためには、パニックにならず、まずは管理会社や保険会社やクレジットカードの付帯サービスが使えないか確認しましょう。また、「ネットの最安値」を鵜呑みにせず、地元の「水道局指定工事店」などを事前に控えておくことが重要です。
現場で当初の提示額とかけ離れた高額請求をされた場合は、その場ですぐに支払わず、納得できない旨をしっかり伝えましょう。もし脅迫的な言動があれば、警察や周囲に相談する姿勢を見せることも有効です。

万が一トラブルに遭ってしまったら、消費者ホットライン(局番なし「188」)などに相談してください。広告の表示額と実際の請求額が大きく異なる場合などは、自分から呼んだ場合でもクーリング・オフが認められる可能性があります。

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