FPトレンドウォッチ
2025.11.14
他人事ではない「介護離職」……その前に活用したい支援制度
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公開:2025.11.06
近年、飼育されている犬や猫は長寿化が進んでいます。一般社団法人ペットフード協会が公表した「令和6年(2024年)全国犬猫飼育実態調査」によると、犬は平均14.9年、猫は平均15.9年生きることが分かっています。
ペットが長生きするようになると、気になるのがペットの医療費です。人間と異なり、ペットには公的医療保険制度がありません。動物病院での治療は自由診療のため、治療費は原則として全額自己負担です。
アニコムホールディングスが公表した「家庭どうぶつ白書 2024」によると、年間の平均治療費は犬で5万6,134円、猫で3万6,617円です。ただし治療費は高齢になるほど高額になる傾向があります。
こうした万が一の事態に備えるのがペット保険です。加入しておけば「治療費が払えず十分な治療を受けさせられない」という事態を避けられます。
ペット保険は、主に以下の3つの補償で構成されています。
ただし、ワクチン接種やフィラリア予防などの予防医療や健康診断、避妊や去勢手術などケガや病気の治療以外の診療にかかる費用は補償の対象外となるケースが多いです。また、加入前からかかっていたケガや病気についても、補償の対象外となります。
また、保険会社や商品によっても細かい補償内容は異なります。特に以下のポイントは契約前に必ずチェックしておきましょう。
| チェック項目 | 概要 |
|---|---|
| 補償割合 | 治療費の何%を保険金として受け取れるか(50%、70%など) |
| 支払上限 | 保険金支払の上限額や日数が設定されているか(「1日あたり〇円まで」「年間最大〇〇日まで」など) |
| 加入・更新可能年齢 | 何歳まで加入・更新ができるか |
| 待機期間 | 契約後、補償が開始されるまでに一定の期間があるか(30日など) |
| 精算方法 | 治療費の精算方法が「窓口精算」(自己負担分のみ支払う)か、「後日請求」(一度全額を支払い、後日請求)か |
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