公開:2026.05.01

そのお弁当、実は外食より高い?『隠れた支出』の正体

意外とかかっている「弁当のための支出」

節約のため、職場に手作り弁当を持参する人は少なくありません。しかし、「弁当を作っているのに、思ったほど節約になっていない」と感じるときは、次のような点に注目してみましょう。

食材の購入費

初心者や自炊の習慣があまりない人は、「弁当のための支出」が増える傾向にあります。彩りを添える食材やミニサイズの調味料など、普段の料理に回せない食材が増えると食費も上昇します。

フードロスの増加

食材を使いきれなかったり料理を作りすぎたりして食材を処分することが増えると、節約効果は薄れてしまいます。「買ったものをすべて消費する」までが節約だと意識しましょう。

弁当グッズ・便利グッズの初期費用

保冷・保温効果の高い弁当箱やスープジャーなど、高機能な弁当グッズをそろえたり、料理家電や器具をいくつも買いそろえたりしていませんか。これらは便利ですが、「外食数回分」の初期投資がかかっていることも忘れてはいけません。

また、朝の忙しい時間に弁当用のおかずを作って詰めるのは、大変な作業です。自分の時間を時給換算して考える「タイパ(タイムパフォーマンス)」の観点から見て、その労働に見合う節約額になっているかを見極めることも重要です。

食材コストと手間を見極め、ルーティン化

弁当作りで「コスパ」と「タイパ」を両立させる主なコツを紹介します。

夕食のおかずを多めに作って活用

前夜の夕食を多めに作り、その一部を弁当のおかずに活用しましょう。そのまま入れるだけでなく、少しアレンジを加えると飽きずに食べられます。

メニューを固定して作業工程を簡潔に

弁当に詰めるものの割合を決めておく、メイン料理を曜日ごとに固定するなどのルールを決めると、献立に悩む時間(思考コスト)を削減できます。

自家製冷凍ストックと「飲み物」の工夫

食材やおかずを小分けにして冷凍しておくと、弁当作りが効率化できます。また、弁当とあわせて「マイボトル(水筒)」を持参することも大切です。せっかく弁当で節約しても、コンビニで飲み物を買ってしまうと、その日の節約効果が半減してしまうからです。

光熱費を抑えるまとめ調理

毎朝ガスや電気を使うよりも、週末や夜にまとめて調理しておくほうが光熱費や洗い物の手間(水道代・洗剤代)を抑えられます。

図 コスパとタイパを両立する弁当作りのコツの一例

出所:日本FP協会作成

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