公開:2026.08.04

今年の新米はどうなる? 知っておきたい農作物の「端境期」

農作物の端境期に起こること

2025年8月から10月にかけて、店頭から米が消える「コメ不足」が発生しました。この背景にあるのが、農作物の「端境期(はざかいき)」です。端境期とは、古い作物の出荷が終わり、新しい作物の収穫・出荷が始まるまでの時期のことです。

新米は毎年8月下旬から出回り始め、9~10月にピークを迎えます。その直前の7~8月がコメの端境期に当たります。

端境期は供給量が一時的に落ち込むため、需要とのバランスが崩れやすくなります。そこに天候不良や自然災害などの影響で収穫量が低下すると、価格高騰が起こりやすくなるのです。

図 食材の価格高騰が起こる要因の一例

出所:日本FP協会作成

家計への影響を抑えるための工夫

端境期の物価変動から家計を守るためにできる工夫を2つ紹介します。

代替食品を賢く取り入れる

米の価格が上がっている時期は、パンや麺類、オートミールなどを主食に採り入れる。葉物野菜など価格が変動しやすい食材は、他の食材で代替できないか検討する

冷凍野菜や加工品を活用する

生鮮野菜が端境期で高騰しているときは、価格が年間通して安定している冷凍野菜や、カット野菜、缶詰などを活用する

農作物の端境期は、自然のサイクルによる一時的な現象です。端境期が終わり、商品が出回るようになれば、品薄状態や価格上昇は落ち着きます。慌てて買い溜めする必要はありませんので、代替食品を組み合わせるなどして賢く乗り切りましょう。

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