公開:2026.06.26

積立投資で陥りがちな失敗と対処法 ~知っておきたいコツ~

積立投資で重要なのは「長期保有」と「分散投資」

積立投資のメリットは、運用益を元本に加えて再投資することで、さらに利益を生む「複利効果」を活かせる点にあります。複利効果は、時間の経過とともに加速度的に大きくなる特徴があります。

また、購入タイミングを分散することで、高値づかみのリスクを抑えながら平均購入単価を平準化できます。これらの対策は短期間では効果を実感しにくいものの、運用期間が長くなるほどその恩恵は大きくなります。

つまり、積立投資で成果を出すには「長く続けること」と「分散投資」が重要といえるでしょう。

初心者が知っておきたいコツ

図表 積立投資の失敗パターンと対策

失敗パターン対策のコツ
中身が重複している商品を購入してしまう購入前に目論見書で投資先の構成比率を確認し、保有商品全体のバランスを把握する
短期間で商品を売却してしまう投資の目的と期間を明確にし、短期の値動きに一喜一憂しない
投資に回せるお金を把握していない生活防衛資金を確保したうえで、余裕資金の範囲で積立金額を設定する
出所:日本FP協会作成

商品を購入する際は事前の情報収集が重要です。初心者の場合、まず幅広い地域・資産に投資できるバランス型投資信託などを購入し、慣れてきてから追加を検討するのもよいでしょう。

また「何のために、いつまでに、どれくらいの資産を目指すのか」といったゴールが明確であれば、相場が下落しても冷静に受け止めやすくなります。インターネットやSNSの情報に踊らされすぎない、運用状況を頻繁に確認しすぎない、といったことも長く積立投資を続けるために必要な工夫の1つです。

加えて、積立金額は無理なく続けられる金額を設定しましょう。まずは生活費の3~6カ月分程度を生活防衛資金として預貯金で確保しておき、残ったお金の中から当面使う予定のないお金を積み立てに回すことで、投資を続けやすくなります。

初心者が失敗しやすいポイントとその対策を理解し、積立投資とじっくり付き合っていきましょう。

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