公開:2026.07.28

「知らなかった」じゃ済まされない 飛行機搭乗時の新ルール

搭乗中はモバイルバッテリーの使用禁止

2026年4月から、飛行機搭乗時のルールが厳格化されました。旅行や出張で飛行機を利用する際、これまで通りの感覚で準備をすると、空港で戸惑う場面があるかもしれません。

今回の見直しポイントは大きく2つあります。1つ目は、モバイルバッテリーの機内持ち込みに関する新ルールです。この新ルールが策定された背景には、モバイルバッテリーに使用されているリチウムイオン電池の発煙・発火事故が増加していることがあります。

従来からモバイルバッテリーは預け入れ手荷物に入れたり、収納棚に収納したりすることが禁止されていました。さらに、2026年4月24日搭乗分からは「機内持ち込みは2個まで(160Wh以下に限る)」「機内でのモバイルバッテリーの充電禁止」「機内でのモバイルバッテリーから他の電子機器への充電禁止」といったルールが追加されました。

図 モバイルバッテリーを機内に持ち込む際のルール

出所:国土交通省「【旅客の皆様へ】モバイルバッテリーの持込みについて」

手荷物は「自分で上の棚に収納できるサイズ・重さ」に

2つ目は、機内持ち込み手荷物に関するルール変更です。

近年はインバウンド客の増加、航空機の小型化による運航ダイヤの過密化などにより、国内線で遅延が増加しています。そこで、機内持ち込み手荷物に関する新たなガイドラインが策定されました。

<2026年4月1日から適用されるガイドラインの内容>
① 持ち込み個数:身の回り品1個+手荷物1個の合計2個まで
② 身の回り品のサイズ:前の座席下に収納できる大きさの範囲内※
③ 手荷物のサイズ・重さ:航空会社ごとに規定
④ その他留意事項:持ち込み可能な手荷物は利用者自身で上の棚に収納できるサイズ・重さのもの※
※②と④は新ルール、①と③は従来からのルール

夏休みや大型連休は空港が混雑しやすく、現地で慌てるケースも少なくありません。機内に持ち込みができないために持参したものを手放し、それを補うために現地で調達する……という事態は無駄な出費にもつながります。

遠出の予定がある人は事前に搭乗時のルールを確認し、余裕を持って準備を進めることが大切です。

ランキング

  • デイリー
  • 週間
  • いいね数

1週間中にコメント数が多かった記事です