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他人事ではない「介護離職」……その前に活用したい支援制度
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公開:2025.08.15
更新:2025.10.16
グローバル化の進展、リモートワークの普及などにより、海外移住や長期滞在を検討する人が増えています。生活コストを抑えたい、気候の良いところでのんびり暮らしたい、国際的な視野を広げたい、など理由は様々です。
そこで3回に分けて海外移住・長期滞在の資金計画について解説していきます。第1回は移住・長期滞在に欠かせないビザと、移住にかかる費用や移住後の生活コストについて紹介します。
海外移住・長期滞在では、ビザの取得は不可欠です。ビザとは渡航先の審査を経て発行される入国許可証のようなものです。日本国籍を有する人が海外に渡航する場合、渡航先の国や目的、滞在期間などによってビザの要否や種類が異なります。
なお、観光や商談など短期の滞在であれば各国の取り決めによりビザが不要な場合もあります。渡航前には各国の大使館や総領事館のWebサイトなどで事前に確認しておきましょう。
| 観光ビザ | 観光旅行を目的とした渡航で必要なビザ。日本国籍の場合、多数の国で観光ビザの取得が不要とされているが、各国が定める期間を超える旅行の場合はビザが必要 |
|---|---|
| 就労ビザ | 滞在先での就労を許可されるビザ。基本的には滞在国での勤務先が決まってから申請手続きをする |
| ワーキング・ホリデー・ビザ | 若年層(おおよそ18歳~30歳)を対象に、海外での休暇を目的としながら滞在期間中の就労も認められるビザ |
| 学生(留学)ビザ | 海外留学(語学学校、高校、大学など)で必要なビザ。短期滞在の場合はビザ不要のケースもある |
海外移住に当たっては、まず移住にかかる費用を計算しましょう。ビザ取得費用、パスポートの取得・更新費用、航空券代、引っ越し・荷物運送費です。加えて当面の生活費も確保しておく必要がありますので、計画的に準備を進めておきましょう。
移住後の生活コストは、移住先の経済事情やどんなライフスタイルを過ごすかで変わります。現地の生活費や物価、医療サービスなど、実際に暮らすにあたりどの程度の費用がかかるのかしっかりと情報収集をして試算しましょう。
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