FPトレンドウォッチ
2025.08.29
高校授業料無償化は私立にも拡大、押さえておきたい注意点

Share
公開:2025.07.10
会社員の公的年金は厚生年金と国民年金の2階建てで老後に備えることができ、社会保険料・健康保険料は雇用主と会社員が折半して支払います。一方、フリーランス(第1号被保険者)の場合、公的年金は国民年金のみとなります。国民年金保険料の支払いは全額自己負担となるほか、国民健康保険料や介護保険料も負担しなければなりません。
そこでフリーランスは、売り上げを伸ばすことと同じぐらい節税対策が重要となります。加えて、国民年金のほかにも老後の備えのために、対策をいくつか講じておくべきでしょう。
まず、節税対策として確定申告を行う際には事業に関わる経費を漏れなく計上します。フリーランスの場合は経費と生活費が混在することが多いので、通信費や家賃、水道光熱費などの支出を「家事按分」という手法で分けて経費にできます。
また、確定申告には「青色申告」と「白色申告」があり、青色申告事業者であれば、所得金額から最大65万円が控除されます。さらに医療費控除や寄附金控除、生命保険料控除など、さまざまな所得控除がありますので、適用できる控除はすべて利用するようにしましょう。
国民年金にプラスできる老後の備えのための対策としては、「国民年金基金」「iDeCo(個人型確定拠出年金)」「小規模企業共済」などがあります。
国民年金基金とは、国民年金に上乗せできる年金です。第1号被保険者のみが加入でき、掛け金は全額所得控除となります。終身年金なので亡くなるまで支払いが受けられます。
iDeCoは毎月掛け金を出して、定期預金や投資信託などを組み合わせて運用していく年金です。積み立てた資産は60歳以降に受け取ることができます。掛け金は全額所得控除となりますが、掛け金の金額には上限額があります。
意外に知られていないのが、フリーランスの退職金制度といわれる小規模企業共済です。退職・廃業したときに備えて積み立てる共済制度で、掛け金額や加入期間に応じて共済金額が支払われます。掛け金の範囲内で事業資金の貸し付けを受けることもできます。
老後資金の備えには時間がかかりますので、なるべく早めに準備を始めることが重要です。自分に合った制度を見つけて、賢く利用しましょう。
あわせて読みたい
この記事の閲覧は
日本FP協会会員限定です。
ログインすると下記の機能が利用できます。
24時間中にアクセスが多かった記事です。
1週間中にアクセスが多かった記事です
先週1週間中にいいね数が多かった記事です
1週間中にコメント数が多かった記事です
FP・専門家に聞く
2025.08.28
【家計管理】「1週間家計管理」で成功体験を!(前野彩氏)
FPトレンドウォッチ
2025.08.22
中央銀行の「タカ派」「ハト派」って何?【トレンド+plus】
FP・専門家に聞く
2025.08.05
【リタイアメントプラン】60歳以降に立ちふさがる 「4度の収入ダウンの崖」と「定年前後の住民税」(深田晶恵氏)
著名人インタビュー
2025.07.01
【俳優/藤木直人さん】 すき間時間の活用で2級FP技能検定に合格(第1回)
FPトレンドウォッチ
2025.08.20
金利上昇中の定期預金、注目すべきポイント
FPトレンドウォッチ
2025.08.27
【学資保険vsNISA】最新徹底比較(下)
FPトレンドウォッチ
2025.08.12
学びたい!を実現する 公的リスキリング支援
FPトレンドウォッチ
2025.08.06
増える食費、高騰する食材【トレンド+plus】
FP・専門家に聞く
2025.08.26
【資産運用】高値更新中の金(ゴールド)、資産運用での生かし方(目黒政明氏)
FP・専門家に聞く
2025.08.21
【住まい】高経年マンション3つのリスク、その資産価値をどう守るか(有田美津子氏)