公開:2025.07.01

更新:2025.06.30

Z世代のワークスタイルと家計管理

早くからデジタルに慣れ親しんできたZ世代

Z世代(1990年代半ば~2010年代前半に生まれた世代のこと)は子どものころからPCやスマホが身近にあったことから、デジタルネイティブとも呼ばれます。オンラインツールやクラウドサービスを使いこなし、オンライン学習やリモートワークにも慣れています。

コロナ禍で普及したリモートワークは、今や働き方の一つとしてすっかり定着しました。リモートワークと出社勤務を組み合わせたハイブリッド勤務も取り入れられるようになっています。副業や兼業を許可する企業が増え、若いうちからフリーランスで働いたり起業したりする人も珍しくなくなりました。

ワークスタイルに沿ったライフプランと家計管理

ワークスタイルにも多様性が広がり始めた今、ライフプランに悩む人は少なくありません。Z世代は、社会課題や環境問題などに関心が高いことが特徴として挙げられます。働く上では単に収入を得るだけでなく、企業のミッションに共感し、いかに社会貢献ができるかということも重視します。ライフプランのアドバイスをする際には、こうした価値観を踏まえて、彼らの自己実現のサポートを心がけたいものです。

デジタルネイティブな彼らは、家計簿アプリやキャッシュレス決済といったデジタルツールを活用して支出管理していることが少なくありません。日々の家計管理に加え、ライフステージに合わせた資産形成や税金対策、投資戦略などを共に考えていくといいでしょう。

20歳を過ぎて自分で収入を得るようになると、家計簿アプリを使ったりクレジットカードとアプリを連携させたりして支出を管理するようになることが分かる(出典:株式会社フォーイット パフォーマンステクノロジーネットワーク「afb」調査結果)

https://www.afi-b.com/beginner/archives/tsushin/14658/

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