公開:2026.01.16

徹底的な隙間時間の活用で一気呵成に全課目合格

CFP®資格審査試験に全課目合格された方の合格の秘訣や取得の動機、学習方法などをご紹介する「CFP®試験合格への道」。CFP®資格取得を目指す皆様へのアドバイスとして、ぜひご参照ください。

【MY SUCCESS POINT】 生成AIも活用して計算過程を確認 

CFP®認定までの道のり

今回はCFP®認定者の伊藤宏治さんにお話を伺いました。伊藤さんのCFP®認定までの道のりを確認しながら、勉強方法について振り返っていただきました。

2023年12月AFP資格認定
2025年6月「金融資産運用設計」「不動産運用設計」「ライフプランニング・リタイアメントプランニング」「リスクと保険」「タックスプランニング」「相続・事業承継設計」合格
2025年10月CFP®資格認定

720時間を目標に学習計画

私は地元で不動産業を営んでおり、業務の一環として、お客様の住宅購入の際の住宅ローンや購入後のライフプランの相談に乗る機会も多くあります。その際、知識が役立つのではないかと考え、FP資格取得の挑戦を始め、2023年12月にAFP認定者になりました。実際に相談を受けていると、内容が多岐に渡っていたり、さらに深い知識を求められる場面もあったりしたため、業務に役立てることができるようにCFP®資格の取得を決意したのです。

私の性格上、長々と勉強するのは性に合わないので、6課目一気に合格を目指すことにしました。1課目120時間×6課目で合計720時間を目安に、半年前から勉強を開始しました。平日は2~3時間、休日で7~10時間程度の勉強計画を立てました。

6課目同時受験、ということで、勉強時間の配分が1つの課題でした。すでに私は宅地建物取引士の資格を持っており、「不動産運用設計」「相続・事業承継設計」については比較的理解するのに時間を要しませんでした。そのため、この2課目は合わせて全体の15%程度の勉強時間でした。逆に圧倒的に難しく感じ、苦手だったのは「金融資産運用設計」です。全体の40%はこれに時間をあてました。残りの3課目に45%の時間を配分した感じです。

もちろん、通常業務をこなしながら勉強時間を捻出するのは、簡単ではありませんでした。心がけたのは隙間時間の活用です。水に濡れても大丈夫なノートやペンを使用して入浴中の浴室でも勉強し、仕事の移動時間や休憩時には参考になるYouTubeを見るなど、とにかく隙間時間を見つけたら少しでも試験勉強をしました。

学習はオーソドックスなもので、日本FP協会の「CFP®資格標準テキスト」と市販の過去問題集を使いました。過去問題集を解き、間違えた問題をテキストで確認しながら理解を深め、各課目3周しました。

苦手な「金融資産運用設計」は、とにかく丁寧に問題集を解き、解説を読み込むことに集中しました。わからない点はネット検索を利用したり、YouTubeを見たりして理解を深めました。「金融資産運用設計」は複雑な方程式が多く出てきます。どうしても問題集の解説だけでは理解できないところは、生成AIを利用して計算の過程を出してもらい、それを確認しながら勉強しました。

こうして各課目の大まかな出題内容をつかんだところで、試験のおよそ3カ月前からは「CFP®資格審査試験問題集」を直近3回分、合計で3周分解きました。最初のうちは合格ラインに達しなかったのですが、周回しているうちに定番の計算問題や、同じ傾向の問題が解けるようになり、正解率も上がっていきました。

最後の総仕上げとして、直近3回分の過去問のうち、誤答率の高い問題や弱い分野の問題をピックアップして、過去問題集も併用しながらひたすら解くことを繰り返していきました。

試験本番では、とにかく早く解答しないと時間が足りなくなるので、先にわかる問題を最後まで解き、初見の問題やわからないものは後回しにして、余った時間でじっくり取り組むようにしました。それでも時間は全然足りなかった印象です。見たことのない問題も出てはいましたが、過去問からの出題も多く、見慣れた問題が出題されていることで、ある程度落ち着いて解答することができたと思います。

相談業務に自信がついた

こうして計画通り全6課目合格でき、CFP®認定者になることができました。CFP®資格によって、自信がついたことが大きな成果です。仕事上、どんな相談が来ても対応できるぞ、という気持ちになります。また、「金融資産運用設計」を集中的に勉強したおかげで、自分自身の投資のポートフォリオ形成にも役立てることができました。
今後はお金に関する講座などを開いて、地域の生活者のマネーリテラシーの向上に貢献できたらと思っています。

伊藤 宏治さん(いとう・こうじ)

静岡県伊東市在住。大学を卒業後、大手飲食チェーンで店長、エリアマネジャーを経験。コロナ禍を機に伊東へ戻り、父と共に伊藤営善株式会社を設立し、専務取締役に就任。相続・不動産分野を中心に、資産の守り方から活かし方まで総合的にサポートしている。

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