公開:2026.06.15

SDGsやウェルビーイングにもつながる「三方よし」の考え方

寄付、ふるさと納税で社会貢献

江戸時代の近江商人が重んじた「三方よし(売り手よし、買い手よし、世間よし)」という考え方は、現代の私たちのウェルビーイングにつながるヒントになります。

その一例として挙げられるのが、無理のない範囲での社会貢献です。例えば「ふるさと納税」は、居住地以外の市区町村を選んで寄付する仕組みです。返礼品がもらえる点に目が向きがちですが、本来の魅力は選んだ自治体を支援できるという点にあります。他にも支援したい公共団体に寄付することで、「自分の資産が社会の一部を支えている」という確かな手応えを得られます。

図 今の時代に取り入れたい「三方よし」の考え方

出所:日本FP協会作成

ボランティア、趣味を通じて幸福度を高める

ボランティア活動や趣味の追求に時間とお金を投資することも、人生の質を高める一つの方法です。趣味はただ楽しい時間を過ごすためにあり、ボランティアは社会貢献のためにすべきこと、と捉えがちですが、これらの活動にはそれ以外にも数々のメリットが挙げられます。

例えば時間を忘れて熱中できるほど好きなもの・ことがあると、精神的な満足感や自己肯定感の向上につながります。自身のスキルアップや新たな仕事につながるケースもあるため、これらの活動を「ライフワーク」として精力的に取り組む人も少なくありません。

趣味やボランティアを通して得た経験や人脈は、何物にも代えがたい貴重な財産となるはずです。こうした「お金に換算できない財産」は、将来的に自分を助けるセーフティーネットにもなり得ます。

目先の収支にとらわれず、将来を見据えて心地よくお金を送り出すと、巡り巡って自分自身の幸福度アップにつながるかもしれません。貯金通帳の数字だけでは測れない、自分の心・相手の心と社会が同時に潤う「三方よし」の行動を始めてみてはいかがでしょうか。

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