FPトレンドウォッチ
2026.04.01
【動画で学ぶ】物価高時代、固定費をどう見直す?
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公開:2025.09.19
更新:2026.03.03
「持ち家vs賃貸」、どちらがいいかの論争は、これまでに幾度となく住宅情報誌などで特集が組まれてきました。ある意味、永遠のテーマとも言えます。持ち家派は住まいを買えば、資産になると言い、賃貸派は、仕事や暮らし方に応じて、フレキシブルに対応でき、いつでも引っ越しができるというメリットを強調します。
結論から言えば、どちらも正しいといえそうです。双方にメリットとデメリットがあるので、大切なのは、自分や家族のライフスタイルに照らし合わせて、メリットとデメリットをふまえて判断することが重要と言えます。
そこで2回に分けて、持ち家か、賃貸か、どちらの住まいを選択すべきか、その判断のポイントを取り上げます。まず(上)では、比較の都合上、マンションに定めて、それぞれのコストを比較し、見落としがちなポイント(費用など)を解説します。
持ち家を購入する場合、新築・中古に関わらず、住宅ローンを組むのが一般的です。頭金なしでも組めますが、今後の返済を考えれば、ある程度の頭金を準備したほうがいいでしょう。中古の場合は、リノベーションの費用も想定します。イニシャルコスト(初期費用)がある程度かかります。賃貸では基本的に大きなイニシャルコストはかかりません。
持ち家と賃貸それぞれのメリットとデメリット、見落としがちな費用は図表のとおりです。
| 持ち家 | 賃貸 |
|---|---|
| ●メリット ・賃貸に比べ、部屋数が充実 ・間取り変更・設備交換が可能 ・住宅ローン完済後は住居費の負担が減る ●デメリット ・購入時の費用負担が大きい ・簡単に引っ越せない ・修繕費用がかかる ●見落としがちな費用 ・固定資産税 ・都市計画税 ・修繕積立金や管理費※ ※戸建ての場合も、内外装の修繕や住宅設備のメンテナンス費用として月々一定の費用を積み立てておくことが望ましい | ●メリット ・自由に引っ越せる ・設備交換・修理費用の負担は不要 ・固定資産税などの税金負担は不要 ●デメリット ・内装、間取り、設備はオーナー任せ ・家賃の支払いが老後も続く ・高齢になると契約更新不可の場合も ●見落としがちな費用 ・共益費、更新料 ・火災保険の保険料 ・原状復帰にかかる費用※ ※賃貸契約の内容にもよるが、入居者の故意や過失で発生した傷や汚れは退去時に原状復帰費用の負担を求められる場合がある |
収入が安定していて定年退職までに住宅ローンを完済できる見込みがある場合、住まいを購入する方がトータルのコストが安くなる可能性があります。また、家族が多いので広い住居が必要な人や、住まいを資産として残したい人は、持ち家を検討した方がよいかもしれません。
一方で就職や結婚したばかりで今後のライフプランが定まっていなかったり、転勤が多かったりする場合には賃貸の方が向いています。賃貸であれば収入に見合った家賃の物件に引っ越すことも容易なので、収入が不安定な人や住宅ローンのような大きな借り入れをしたくない人にも適していると言えるでしょう。
持ち家・賃貸それぞれのメリット・デメリットと自分のライフスタイルや今後のライフプランなどとを照らし合わせ、どちらが適しているのか考えてみてください。
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