公開:2026.05.18

「65歳までに合格」を目標に着実に積み重ね

CFP®資格審査試験に全課目合格された方の合格の秘訣や取得の動機、学習方法などをご紹介する「CFP®試験合格への道」。CFP®資格取得を目指す皆様へのアドバイスとして、ぜひご参照ください。

【MY SUCCESS POINT】 苦手課目は資格学校の講座も活用 

CFP®認定までの道のり

今回はCFP®認定者の吉井正徳さんにお話を伺いました。吉井さんのCFP®認定までの道のりを確認しながら、勉強方法について振り返っていただきました。

2017年8月AFP資格認定
2019年6月「ライフプランニング・リタイアメントプランニング」合格
2020年11月「タックスプランニング」合格
2021年6月「不動産運用設計」合格
2022年6月「リスクと保険」合格
2023年6月「相続・事業承継設計」合格
2025年6月「金融資産運用設計」合格
2025年10月CFP®資格認定

「難関資格は無理」からの決意

私はかつてメーカーの人事部に所属し、40代・50代向けのキャリア研修の立ち上げや社内講師として全国の工場・事業所を回ったりしていました。その後、56歳で早期退職制度を利用してフリーランスの研修講師に転身しました。そんな中で、「キャリアとマネーは人生設計の両輪」と強く感じるようになり、また研修講師としても仕事の幅が広がると考え、約1年かけてAFP資格を取得しました。そして2017年からは晴れて「キャリアとマネーの研修講師」として、仕事をいただけるようになりました。

当時は「研修講師としてはAFP資格で十分」と考えていましたが、CFP®認定者の研修講師の皆さんとの交流やクライアントの声を聞くことをとおして、「お客様から信用や信頼を得るためには、さらに学ぶ必要がある」と思うようになり、CFP®認定者を目指そうと決心しました。

私は過去に社会保険労務士や中小企業診断士を目指してどちらも挫折した経験があり、「難関資格は自分には無理」と思っていました。そこで当時57歳だった私は、「65歳までにCFP®認定者になる」という無理のない計画を立てたのです。

私の仕事は9月から2月が繁忙期です。そのため、6月の試験を本番と位置づけ、平日も休日も1日3~4時間は確保して集中的に勉強し、毎年最低1課目は合格を目指しました。

具体的な勉強法は次のとおりです。

  • 市販の過去問題集を3周分解く
  • テキストを読みながら、出題箇所にアンダーラインを引く
  • アンダーラインを中心にノートを作る
  • 試験直前期には日本FP協会の『CFP®資格審査試験問題集』過去3回分を実戦形式で解く。間違った問題は、テキストを再度読み込み、ノートに加筆して付箋を貼る

この①〜④を実践しました。この方法を用いて、複数回の受験で合格することができました。

しかし、「金融資産運用設計」だけは別でした。問題集を解いても、テキストを読んでも、ほとんど理解できませんでした。これでは合格は無理と判断して、資格学校のオンライン講座を受講しました。この講義を聞いて、ようやく理解できました。その後①〜④を実践して、2回目の受験で合格することができました。

試験当日は早めに会場に到着して、まず受験する部屋を確認しました。試験時間まではノートの再チェックを行いました。試験本番ではとにかく合格ライン突破を目標に、時間のかかる計算問題などは飛ばして、確実に点を取れる問題を優先して解きました。

6課目合格までの過程は以下の通りです。

吉井さんの合格への道のり

課目受験合否
ライフプランニング・リタイアメントプランニング2018年度第1回
2018年度第2回
2019年度第1回
不合格
不合格
合格
タックスプランニング2018年度第1回
2019年度第2回
2020年度第2回
不合格
不合格
合格
不動産運用設計2021年度第1回合格
リスクと保険2021年度第2回
2022年度第1回
不合格
合格
相続・事業承継設計2023年度第1回合格
金融資産運用設計2024年度第1回
2025年度第1回
不合格
合格

ご覧のように、2回、3回の挑戦で合格した課目も多くありました。企業で長く人事を担当していたので、「ライフプランニング・リタイアメントプランニング」や「タックスプランニング」は得意分野と思っていましたが、いずれも3回受験しました。結果的にはどの課目も容易ではなかった、と感じています。

「CFP®認定者を目指したいが自分にできるだろうか」「難関試験と聞くが、合格できるだろうか」と思って一歩を踏み出せない方も多いのではないでしょうか。そんな皆さんにも私の6課目合格までの過程を見て、「自分にもできるかもしれない」と参考になれば幸いです。

8年間の勉強は大いに身になった

CFP®認定者となった今は、結果的に8年間勉強したことで、知識の幅も深さもAFP認定者のときに比べ、大きくレベルアップしたと感じています。それを研修に活かしていますし、受講生からのあらゆる質問にも自信をもって答えられるようになりました。

お金に関する悩みを抱えている多くの人たちのお役に立てればと、今後は個別のFP相談業務にも取り組んでいきたいと考えています。

 

吉井 正徳さん(よしい・まさのり)

大学卒業後、専門店とメーカーで通算33年間勤務。56歳で早期退職後はフリーランスとなり、株式会社ライフワークス研修トレーナーとして多くの企業でキャリア自律支援に取り組んでいる。キャリアコンサルタント、JCDA認定CDA、産業カウンセラー

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